神秘的な遊色を備えたボルダーオパール。

プレシャスオパールの中でもカンテラオパールと同様に
最も自然の状態に近いオパールの一つと言えます。
　
ちなみにカンテラオパールは母岩部分とオパール部分を
宝石として一緒にカットするのに対し
ライマナイト(褐鉄鉱)の塊状石の空隙部にオパール成分が入り込み、
長い時間をかけて自然に固着した
遊色を魅せるオパールをボルダーオパールと言います。

ボルダーオパールは、母岩（90％が渇鉄鉱、8％が砂岩）の層の間に
オパールが浸入した、薄い層として産出しますので
薄いオパール層のみをカットするのは困難です。
オパール層を出来るだけ残して研磨されるため
カットスタイルが個々に異なる点も結晶の魅力の１つと言えます。

そんな個性的な遊色とカットを持つボルダーオパール。
いかにも自然の神秘を感じさせてくれます。

コレクションとしてお気軽にお楽しみ下さいませ。