タンタライトはタンタル石と呼ばれ、レアメタルの
ひとつにあたります。名称の由来はギリシャ神話の
フリギアの王、タンタロスからとられています。

このルース元々は、コルタンという鉱石として産出し
ニオブと呼ばれる成分とタンタルと呼ばれる成分の
含まれる比率によって名称が変わります。

さらに、タンタル石の中でもマンガン成分の量が多く
含まれているものがマンガノタンタライトと呼ばれます。

極稀に透明感のあるものは宝石としてカットされますが
一般的には電子機器の生産に必要なタンタルを
精製する為重要な鉱石で、不透明で真黒な
結晶がほとんどを占めます。

そのため、 こちらの結晶のように宝石質の結晶は
見かける事は非常に少なく、さらにマンガン成分が
多く含まれているものは貴重になります。

コレクター様もお持ちでない方が多いのではないでしょうか。

このマンガノタンタライト独特の光沢感が印象的で
ステップカットが施された結晶に光をあてると
シャープなテリと共に感じられます。

また、通常時でもマンガンの成分により少し赤みが感じられますが
上記動画のようにペンライトを当てることにより、
鮮やかな赤みのある姿へと変貌をとげます。

コレクションの一つとして
是非お持ちいただきたいマンガノタンタライト
お手元にてじっくりとご覧ください！