コレクターストーンとして人気のあるターフェアイトはご存知でしょうか?
しかし、ターフェアイトよりも更に希少な宝石がこのマスグラバイトという宝石です。
さらに希少でターフェアイトの親戚とも言えるマスグラバイトは10年以上前までは破壊検査でしか区別できないとされていました。
近年になってラマン分光法を用いることにより、区別が可能となった宝石です。
ここで関係を簡単に整理すると・・・スピネルの中に違う鉱物を発見→非常に希少なターフェアイトという宝石であると判明→更に調べるとターフェアイトの中にあった一石がマスグラバイトである事が判明。と言った具合です。
ちなみにターフェアイト数十個中に、1つあるかと言う類稀な稀少性は素晴らしいの一言です。
これだけ宝石の世界というものは非常に奥が深いものであると思い知らされてしまいます。
ちなみに世界でマスグラバイトと確認されているのは数十ピースで日本国内において確認が取れているのは一説によると20ピース程度。
しかもそのサイズが殆どが0.5CT以下の物になります。
希少性があまりにも高い為、見つけたらとりあえず購入された方が一番の選択であると言えるほどの希少性を持つレアストーンです。