一般的に「ラリマー」という名前で親しまれている宝石ですが、実は「ペクトライト」という鉱物です。
ペクトライトは、世界的に産地が多くあるのですが、中でも、美しいブルーの宝石は、主にドミニカ共和国から産出されます。
ドミニカ産のブルーのペクトライトは、その発見に寄与した地質学者の娘の名前、"Larisa"と、スペイン語で「碧い海」を意味する"Mar"を合わせた"Larimar(ラリマー)"という名で呼ばれ、高い評価を得ています。
さわやかなブルーと、ホワイトのグラデーションは、海をそのまま切り取ったかのよう。
カリブ海のさざなみに喩えられるのも納得です。