1800年代に鉱物として発見されたコーネルピンは、1912年に宝石質結晶が認められ、稀少石に名を連ねた宝石です。
淡い黄緑、緑、青緑、黄色、青色などの色相で産出があるものの、絶対数は少なく、大きな結晶でも1〜2ct程度のものしか得られません。
その中でも、グリーンとブルーの希少性は高く、ファセットカットされた結晶は、滅多に目にする機会のない宝石となります。
様々な産地があるコーネルピンですが、スリランカ産のものには、稀にシャトヤンシーを見せるものがあります。
しかし大粒石はなく、美しい「コーネルピンキャッツアイ」を見つけるのは至難の技です。