ヒデナイト/英:hiddeniteはスポジュメン(リシア輝石)の一種です。
(スポジュメンはスポジュミン、スポデューメン等呼び方あります。)
このスポジュメンの中でグリーンカラーの物をヒデナイト、ピンク色の物をクンツァイトと呼びます。
言い換えれば、グリーンカラーのスポジュメンがヒデナイト、ピンクカラーのスポジュメンがクンツァイトといえば分かりやすいでしょうか。
名前の由来については1879年に鉱物学者であるウイリアム・アール・ヒデン氏が、アメリカのノースカロライナ州で発見した鉱物でヒデン氏の名にちなんで命名されています。
ヒデナイトのグリーンカラーの起因は主にクロムによるもので カラー発色がより濃い物、内包物が少ない物、大粒のものと言った他の宝石同様のポイントが重視されます。
なお、スポジュメンの中ではクンツアイトよりも、よりレアな扱いとなる宝石です。
その為、どうしても選択肢の幅が狭くなる宝石ですので 気に入った物を見つかるまで探していただくか、ある程度の妥協点を決めるといった事も大切なポイントと言えます。
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